新卒2年目・IT業界未経験の私がフリーランスを選んだ「5つの理由」

自己紹介。

私(mihoksuzuk)は現在、フリーランスでフロントエンジニアをしています。

基本的には近場のコワーキングスペースで仕事をしていますが、お客さまと会う時は遠方へ、とにかく仕事で追い込まれているとき(あと、雨が降ったとき)は自宅にこもってもくもく、といった毎日です。

そんな私ですが、フリーになる前は人材系の会社で営業をしていました。新卒入社で約2年弱、「営業」という仕事を楽しみながら、でも、社会や会社の厳しさをひしひしと感じながら、全力で働いていたと思います。

今回は、そんな全くの未経験業界にいた私がWebの仕事でフリーランスの道を選ぶことになったきっかけや、考えてきたことを書かせていただきました。

会社にいて日々色々なことを感じている方に、「こんな考え方や働き方もありなのかもしれない」と思って頂けたら嬉しいです。


(自宅も大切な仕事場)

会社を辞めて、いざ留学へ。

はじめは自転車営業で元気よく駆け回っていた私ですが(丸の内・大手町というおしゃれエリアで自転車!)、年3回ほど突如夜間救急にお世話になるなど徐々に身体にガタが来はじめ、退職にいたりました。(サラリーマンの皆さん、何卒ご自愛ください。)

ただ実はその裏で、すでに2年目のはじめにはアクトハウスへのIT留学を希望していました。職業柄、いろいろな会社や職種で働く人を目にする中で、

「もっと自由に、わくわくする働き方があるんじゃないか。」

そんなふとした気持ちから出会った留学でしたが、退職時に改めて自分の状況を考えたとき、留学をして大きくキャリアを変えることを決意しました。


(留学での出会いも刺激になった)

なぜ転職ではなく、フリーランスを選んだのか。

「自由になる!」と息込んで留学したものの、IT業界が全くの未経験だった私にとっては、留学中にWeb技術を学べば学ぶほど、まだまだ転職活動をして会社で安定した収入を得ながら技術を伸ばすのが一番だと実感していました。

幸いなことに、世の中のIT業界の求人数は右肩上がりですし、まだ25歳。

たとえ未経験でも年齢的にも、しっかり基本の知識や技術を身につければ、就職すること自体は不可能ではなかったと思います。

それでも私が、転職ではなく、あえてフリーランスという働き方を選んだ理由「5つ」を、振り返ってみました。


(日常の風景)

①「なんか違った」では同じことの繰り返し。

「なんか違ったから」を理由に仕事を変えても、結局は同じことの繰り返しだ。」 これは、退職した際に父親から言われた言葉で、最初にフリーランスを現実的に考えるきっかけになった言葉です。

要するに、曖昧な転職活動していても、また転職を繰り返すことになる、ということで、父は新卒からずっと同じ会社で働き続けているので、私にとってはすごく説得力がありましたし、素直にその通りだと思いました。

誰もが本当にやりたいことで、本当にいきたい会社で働いているわけではなく、良い面もあって、悪い面もあって、どこかで何かを消化しながら頑張っている人がほとんどだと思います。

そもそも本当にやりたいことを見つけるのが一番大変なことです。

なので、退職や転職理由にこだわり過ぎても生きづらくなるだけかもしれません。入社して、実際にその環境で仕事をしてみなければその就職が正解だったかなんて分かりません。

でも私は、社会人になって、留学までして、せっかくやりたいことを見つけて、その上で会社に入って「やっぱりちょっと違った」とは絶対に言いたくなかったですし、そうやって会社のせいにしていては何も変わらないかもしれないと考えるようになりました。


(長年の目標である動物飼養管理士の資格も取得した)

②「わくわく」しながら働ける。

2つ目の理由は、フリーランスという働き方に、とにかく強いわくわく感を覚えたことです。このあたりは共感されやすい点だと思います。

留学中、当然今後の進路として会社に転職することも考えていろいろと調べていました。

でも、あまり楽しさを感じることができませんでした。仕事を探す上で、「楽しさ」とか「わくわく」などと言っている時点で甘いと思われるかもしれませんが、環境や仕事の仕方によっては、好きだったはずのことを嫌いになることだって十分にあり得ます。

それだけは避けたいとずっと思っていましたし、「わくわく」と同じくらい不安もありましたが、フリーランスで働く自分を想像したときに、自然とすごくやる気が出ているのを感じていました。

③自分にとって一番成長できる働き方。

3つ目は、私が仕事をする上で一番大事にしていることです。

先ほどの「わくわく感」にも繋がることですが、私の場合は、ほんの少しでも新しい知識を得たり、自分が成長しているなと感じたときに、何よりも達成感・充実感を感じます。

もちろん会社も、たくさんの先輩もいてスピード感もあり、多くのことを学べる環境です。私自身も業界は違えど、会社で学んだ常識や身につけた仕事のスタイルに今とても助けられていますし、新卒で会社に入っていて本当によかったと感じています。

自分は働く上で何を一番優先しているのかに気がつくことができたのも、会社にいたからです。

ただフリーランスは、自分の責任や業務の幅が大きくなるので必然的に仕事をしながら勉強勉強の日々になります。

Webの仕事でいえば、エンジニア担当でも、場合によってはデザインやマーケティング関連の作業が必要な場面もありますし、会社が当たり前のようにやってくれていたお金まわり、手続き関連のことや営業なども当然自分で行っていく必要があります。

また、ある程度時間や体力の調整が可能なのでうまく業務とのバランスを考えて「ちょっと今から勉強タイムにしよう」なんてことも可能です。会社員生活ではなかなかできなかったことなので、自分で調整ができるのはとにかくありがたいです。

決して、ここまで最初から想定できていたわけではないですが、フリーランスで働いている方たちの話をきくほど、私にとっては会社よりもこっちの働き方の方が合っていると考えるようになりました。


(コワーキングスペースも集中できる場所)

④ストレス経費0円。

4つ目は、やっぱり避けては通れないお金の問題です。私もこれが一番の悩みでした。以前に比べて収入が不安定になるのは確実で、ましていつから収入が発生するのかも検討がついていない状態です。(普通はもう少し目処をつけてから独立するのかもしれません..)

でも、冷静に考えたときに、それなりに収入があったサラリーマン時代でも、食事代や営業の待ち時間のカフェ代、よく覚えてないけれどコンビニで買う何か代など、諸々のストレス経費で結局給料日前に…あれ?みたいなこともよくありました。(飲み会は好きだったのでストレス経費ではありません。)その点を考えると、自分のペースで働ければ収入が安定しなくても意外と支出が少なくなって、プラマイゼロなのでは!と考えはじめました。

実際に今のストレス経費が「0円」とはいきませんが(笑)、無駄な出費は減りましたし、どちらかというと「ちょいと息抜き経費」のような感覚に変わってきたと思います。

⑤「フリーランス宣言(仮)」から得た繋がり。

最後に、そうは言っても実務経験が浅い私にとっては、「じゃあフリーランスはじめます!」と言ってもそう簡単にはいきません。

そんな不安の中で、「それでも頑張ればどうにかなるかもしれない」と思わせてくれたのは、IT留学中に技術面でお世話になった方々や、仕事をさせていただいた方、そこからご紹介いただいた方々との繋がりでした。留学に行ったからできた人脈というよりも、正確には、「フリーでこんな風にやっていきたい」ということを周りの人に伝えていくことで、いろいろな方が情報をくれたり、声をかけてくれたりするようになり、そこから膨らんでいった繋がりだと思っています。

はじめはなかなか自信がないので「やります!!」とは言いづらいかもしれませんが、身近な人に少しずつ話をしてみるのは意外と近道かもしれません。

あくまで独立した状態なので、100%とはいきませんが、いざとなったときに頼れる人がいることは本当に安心できましたし、最初の仕事もやっぱりそういった中で頂いて、技術のベースをつくることができました。

まとめ。

私がフリーランスを選んだ理由を、一言でいえば「自分という人間をよく考えてみた結果」です。

何かすごいスキルやアイデアがあって、迷いなく独立したわけではなく、こんな風にもんもんと考えながらここまで来ました。

そんなこと大学の就職活動の頃に散々やったよ!という方も多いかと思いますが、きっと社会で働く前と後では価値観が少し変わっているのではないでしょうか。

決してフリーランスはいいよ!と全力でお勧めしているわけではなく、もちろん会社で頑張っていくほうが合う人もいれば、そもそも家庭などの事情があってそう簡単には..という人もいると思います。

でももしも、以前の私と同じように、今の働き方に何か感じることがあって、会社所属以外の選択肢にも興味がある方がいれば、ご自身のことを改めて見つめ直す時間があるだけで、何か変わるきっかけになるかもしれません。

次回は『未経験エンジニア職でフリーランスになった私の、リアルな最初の3ヵ月。』を書いてみます。

Mihoko Suzuki

会社員として営業を経験した後、IT留学のアクトハウスへ留学。卒業後は神奈川を拠点に、webフロントエンジニアとしてフリーランスで活動しています。一方で、動物愛玩飼養管理士の資格を取得し、動物愛好家として少しずつ活動、Web&アニマルセラピーをテーマに今後を模索中です。ポートフォリオは「MIHOKO SUZUKI」。

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